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ツレがうつになりまして。
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三本木農業高校、馬術部
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結婚しようよ
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「夕凪の街 桜の国」
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「カーテンコール」
「カーテンコール」

7月21日(土)広島先行ロードショー 初日舞台挨拶レポート

■広島宝塚1
上映前の舞台挨拶で、前の回が終わるのを待ちわびて長蛇の列が。



舞台挨拶前に内田奈織さんのパープの演奏がありました。(演奏中は撮影禁止のためハープのみ撮影しました)

ゲストの田中麗奈さん・麻生久美子さん・佐々部清監督が舞台にあがると、あまりの美しさに「おぉーー」と声があがりました。

■シネツイン2
こちらは上映後の舞台挨拶でお客様も映画を観た後だから・・・ゲストの3人(佐々部清監督・田中麗奈さん・麻生久美子さん)を大きな拍手喝采でお迎えしました。

舞台挨拶も撮影の裏話などが聞けて、観客のみなさんもとても満足そうでした。

また、 シネツイン2では、スタッフが折った千羽鶴をしおりにつけて、初日に来場された方に配られたそうです。(なんと1000羽!)

会場には撮影風景等のパネル等が多々あり、この映画を応援するぞ!!という意気込みが伝わってきました。
 

■TOHO緑井
こちらの舞台挨拶は、日本語字幕スーパー版上映終了後、手話通訳付きでした。
(ゲスト:佐々部清監督・田中麗奈さん・麻生久美子さん)

手話の方の手の動きを、田中さんと麻生さんが真剣な眼差しで見ていらっしゃいました。



■広島の皆さんへのメッセージ
<田中麗奈さん>
私たちが、広島の皆さんにというよりは、広島の皆さんから教えていただいたものが多いと思います。
東京に住んでいると、なかなか原爆だとか戦争のことが、情報がとっても多すぎて、たとえ誰かが話をしていても、それは他の情報で小さくなってしまったり、なかなか向き合うことができなくなっていました。

このような作品に出会ってもう一度ちゃんと向き合ってみようって、原爆・戦争のこともっともっと知ろうって思わせてもらったので、すごく私にとってもたくさん学ぶことがあって、まず今生きてることに感謝しようって思いました。
ありがとうございました。


<麻生久美子さん>

私は撮影に入る前に、広島と長崎に行ったんですけど、広島には原爆ドームや平和記念公園と資料館と全て訪れて、夜、お好み焼きを食べに行ったんですね。お好み村に。
そこの店員のお兄さんが「どうして広島来たの」って言ってくれて、「原爆ドームとか資料館を見に来ました」って言ったら「すごいえらいね」って、本当に感動してくれたんです。

私、それが本当に嬉しくてやっぱり広島の方っていうのは、原爆のこととか戦争のことが私たちより身近にあるんだなっていうのを感じ、ハッとさせら れ、自分があまりにも何も知らないで育ったきたっていうことを反省しました。

だからこれからは私たちがこのことを伝えていければ・・・というより伝えていかなければ!ということを強く思いました。
なので、本当に感謝しています。


<佐々部監督>

来週(7月28日)からは、東京からこの映画を発信していきます。
広島の皆さんに一人でも多くの方に見てもらって、こうの史代さんの原作、これは宝です。
そして映画として「夕凪の街 桜の国」を、広島の方たちの宝物の映画に育てていただければ幸いです。本当に今日はありがとうございました。

■追 記
3回の舞台挨拶を見せていただきましたが、3人ともがこの映画に参加できたことを誇りに思っていることと、田中さん麻生さんともに、脚本 そして原作を読んで「この役を自分がしたい!」と思ったそうです。

また、田中さんも麻生さんも出演が決まって、プライベートで広島を訪れたそうですよ。(田中さんは俳優としてではなく、親の子として広島を訪れたかったから、ご両親と 一緒に訪れたそうです)

また七波の「ジャンジャカジャーン」の口癖が登場した秘話や、麻生さんが広島弁を覚えた方法、好きな広島弁『ありがとう』を披露してくださいました。


広島の百貨店「福屋広島駅前店」では映画で使われた髪留めや衣装などの展示 をしていました。(7月19日(木)〜25日(水)まで展示されていました。)


 
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