| 内覧会 日時:2007年7月2日(月)開演:午後7時
 場所:下関スカラ座(シーモール下関専門店街2階)
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          | ■上映前の佐々部監督挨拶 | 
        
          | 今日もたくさんの方に参加していただき、感謝しています。 この映画は広島が舞台なんですが、「桜の国」は日本の国のお話です。日本という国から風化させてはいけない題材を取り扱った映画なので、ぜひ見てもらいたいと思いました。
 
 また、この劇場でまた東宝系列でないこの映画を8月からかけていただけることにも、感謝してます。
今日見てもらって、またちょっと応援していただけたら嬉しいです。
 
 映画の業界の中では、僕の映画「半落ち」よりも、はるかに「チルソクの夏」が評価されてまして、映画の監督のオファーがくるのも、「チルソクの夏」を見た方からのお話がいっぱいきます。
 
 僕の中でも「チルソクの夏」という映画は特別なものだったんですが、おそらくこの「夕凪の街 桜の国」がやっとチルソクを越えたんじゃないかと思います。
 
 これから、ひょっとしたら「夕凪の街 桜の国」の佐々部ということで、オファーがくるという手ごたえは感じていますので、ぜひ最後まで見届けていただければと思います。
 
 最後まで映画を楽しんでください。
 今日はどうもありがとうございます。
 
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          | 佐々部清監督を囲む会withミニピアノコンサート 日時:2007年7月2日(月)開演:午後9時
 場所:シーモールパレス エメラルドの間
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          | ■開演前の村松崇継さんのピアノ演奏 | 
        
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          | ■臼井プロデューサー挨拶 | 
		
          | 今日は雨で足元の悪い中、これだけたくさんの方に来ていただきまして、本当にありがとうございます。 
 「夕凪の街」でも、旭の疎開先になっていました、水戸出身の臼井です。本当に皆様には「チルソクの夏」以来、応援いただきまして、またこんなにたくさんの方に、映画を見ていただくことができて、大変今日はうれしく思っております。
 
 佐々部映画は一貫して、人ってすごくいいなあとか、家族っていいなあということをずっとやっているんですけど、その反面、「チルソクの夏」も「カーテンコール」も差別のことを扱っていましたし、今回被爆というテーマを扱っています。
 世の中って一見平和そうに見えるけど、目に見えない偏見や差別などの矛盾もいっぱいはらんでいます。映画っていうのは、「社会を映す鏡」の役割も果たしているわけで、この映画を観て、人っていいな、家族っていいなってことを反面思ってもらえれば嬉しいですね。
 
 監督の親も僕の親も昭和一桁の生まれなんですね。うちの親父はもう74歳くらいになりまして、戦争体験を僕も聞かされていました。
 親父が生きている間に自分がこういう映画にかかわって、観てもらえるのをうれしく思っています。そういうものを忘れちゃいけないし、また、そういうものをきちんと後世に伝えていく使命も持ち、この映画に関われた事を誇りを持っています。
 
 この夏、一人でも多くの方に映画を観ていただけるよう頑張っていきたいと思いますので、皆様のお力をお借りできればと思っています。今日は本当にありがとうございました。
 
 
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          | ■歓談&食事の様子 | 
        
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          | ■佐々部監督挨拶 | 
        
          | いつものように地味な映画ですいません(笑) 正直、娯楽映画がたくさん公開される夏休みに、こんな地味な映画を全国で展開していくのは、非常に難しいと思います。
 でも、この映画を夏上映しないと意味がないと思っていました。先ほどプロデューサーの臼井が「誇りを持って」と言ったんですけど、僕がこの映画を撮る時にキャスト・スタッフ全員に、「この映画を誇りを持って作ろう」と言いながら作りました。
 
 日本人が日本でしか作れない映画です。他の国では絶対に作れない映画です。それは、他の国は被爆してないからです。それで、スタッフと去年の夏、暑いさなか作りました。
 地味な映画です。それも下関を舞台にしてない、広島を舞台にした映画なんですが、広島とか下関とか関係ない日本の映画です。
 
 「夕凪の街」というのは広島の街なんですね。でも、原作者が何で「桜の国」というタイトルにしたのかをずっと考えながら、この作品を撮ってました。
 それは、原爆が落ちて60年も経つと、これは広島の街の映画ではなくて、日本という国の映画になるという思いが、原作者にあったという気持ちでこの映画を撮りました。
 
 何度も言いますが(笑)地味な映画ですけど、どうぞ皆さん周りの人、お子さんにこの映画を見せてあげてほしいと思います。今日は本当にありがとうございます。
 
 
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          | ■村松さん挨拶 | 
        
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                  | 僕は4年前「チルソクの夏」という映画に出会って、佐々部映画の音楽をやることが本当に僕は憧れで夢でした。
 
 そして今回「夕凪の街 桜の国」というすばらしい作品で、佐々部監督にお会いできて本当に幸せで、ほんとに映画音楽を続けてきてよかったなと思っています。
 
 「四日間の奇蹟」でお邪魔した時は角島だけでしたので、今回初めて下関に来ました。
 内覧試写を通じて皆様の温かさにふれて、佐々部監督の感性というのは、この街が原点なんだなと実感しています。
 
 「夕凪の街 桜の国」をぜひ応援していただければ嬉しいです。
 今日はお招きいただきありがとうございます。
 
 
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              | ■会場内に設けられた 映画『夕凪の街 桜の国』1000人の上映会
 と全国共通前売券販売ブース
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          | ■開演後のお見送り | 
		
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