主人公・菊池香苗役に抜擢されたのは期待の新人・長渕文音。
壁にぶつかりながらもコスモと共に成長していくヒロインを映画初主演とは思えない骨太な演技力と瑞々しい感性で演じている。
香苗を温かく見守る馬術部顧問の先生役に柳葉敏郎が扮するほか、松方弘樹・黒谷友香ら実力派俳優が脇を固める。
メインテーマを担当したのは押尾コータロー。アコースティックギターの温かい音色が素晴らしい。主題歌『この胸に・・・』は、STGM(ステゴマ)がこの映画のために書き下ろしたオリジナルで、物語の心情に見事にマッチして心を打つ。さらに、背景音楽は『ゲド戦記』の音楽を手掛けた寺嶋民哉氏が担当している。
撮影は青森県十和田市でオールロケを敢行。物語では高校生活の2年間を描くため、四季を追ってリアルな十和田の風景をカメラに収めた。満開の桜からはじまり、深緑の夏、鮮やかな紅葉、津々と降る雪など、八甲田山を背に豊かな自然をスクリーンに写し出す。その映像にリアリティを与えた最大の協力者は三本木農業高校。東京ドーム12個分の敷地を持つこの高校の全面協力を得られたことで、本物の高校生、馬術部の生活を描けることができた。
秋の全国ロードショーに先駆けて、青森で先行上映予定!
|